シンの映画道場#2 「そして父になる」感想

初めましてシンと申します

 

今回は「そして父になる」という映画についてメモ程度に書いていこうと思います

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この映画を簡単にいうと

子供を取り違えた二つの家族の話です

 

少し前に「万引き家族」でパルムドールを受賞した是枝裕和監督の作品ですね

 

感想は非常によかった

映画的に血より愛した時間を取ることはわかりきっていましたが、映画は結末よりも過程ですね(映画のラストでも愛した時間を取ったとは描かれていません)

 

全ての物語の大前提として、最初と最後で誰かの心情の変化があります

今回は福山雅治でした。つまり福山雅治が父親として成長していく、そして父になる

序盤は本当にダメ親父でしたからね…

 

是枝さんの演出好きです

この二年後に公開された「海街diary」では状況説明が好きでした

結局は言葉で説明するんですが、状況説明のファーストタッチが好きといいますか…

あとは雰囲気がよかったです

話の展開は凪なんですけど、日本の美しさが際立ってました

あとは葬式に始まり、葬式に終わる感じも良かったです

 

話が脱線してしまった

大事件だぁぁ

いたぞぞぞぞぉぉ

ババババババババ

 

私は正常です

 

話を戻すと

血に関しては福山雅治演じる良太は、少し父を軽蔑しているしているように見えますが、結局は父の言葉を引用していました

「慶太はどんどんリリーフランキー夫婦に似てきて

 琉晴はどんどん福山雅治夫婦に似てくる」と

これは血だけでなく、過ごした時間も影響しているかもしれませんが…

 

時間に関しては、血が繋がっていない慶太と良太が写真を撮るとき、どちらも顔を傾けていることから似てきているとわかり、序盤でもストローを噛む癖が親から子供に移っていることがわかります

 

あとは、良太の新しい仕事場でセミの成長過程に15年ほど要したことを聞き

良太は長いと思ったのに対して、管理人は長いと思っていませんでした

これは時間の感覚は人によったり生命体によったり、大人と子供でも違うということを伝えたかったのかと勝手に思ってます

 

印象に残ったセリフは「パパよりもだ」ですね

胸が締め付けられてしまいました…

あまりにも酷く慶太の心に届いてしまったと思いました

 

言葉って大切ですよね

私も高校時代に発した一言のせいで、集まりに呼ばれなくなりましたからね

言ったあとに、冗談でしたーって言っても取り返しつかないんですから怖いです

 

 

是枝監督の最新作「万引き家族」見に行きたいと思いました(見に行くとは言っていない)

 

 

そして父になる」鑑賞させていただきました

 

シンポイントは

ドドドドドドドドドド ドンッ

10点中9点です

 

今思ったんですけど、なんで私ごときが偉そうに採点してるんですかね…

申し訳ないと思ってきました(やめるとは言っていない) 

 

長くなりすぎても疲れちゃうので今日はこの辺で終わりです

 

さようなら

 

もしよろしければ

是枝監督の一番好きな映画

この映画で印象に残ったセリフを教えてください

 

あとファンアートですが、作りたい作品だけにしたいと思います

つまり初回で終わりです…