映画「東京難民」堕ちた先に待っていたもの シンの映画道場#37

初めましてシンと申します

 

めっっちゃめちゃ久しぶりです

いろいろあってブログが更新できてませんでした

良いことも悪いことも…

 

作品情報

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監督 佐々部清

製作・プロデュース 森山敦

プロデューサー 臼井正明 

 

原作 福澤徹三

脚本 青島武

撮影 坂江正明

照明 守利賢一

録音 福田伸

美術 若松孝市、小林久之

音楽 遠藤浩二

 

キャスト

中村蒼(時枝修)

大塚千弘(北条茜)

青柳翔(順矢)

山本美月(川辺瑠衣)

中尾明慶(小次郎)

 

製作年 2013年

製作国 日本

配給 ファントム・フィルム

上映時間 130分

 

感想

個人的には好きです

前半はなんだか警察がアホすぎたりなんか寒い感じがしてましたが

後半から映画に引き込まれていきました

 

あらすじは、遊びまくってた大学生が学費未納のため退学になり、いろいろなバイトでお金を稼ぐもドンドンどん底に落ちていくという逆シンデレラストーリーです

 

逆シンデレラストーリーって言葉あるのかな…

ググってもあんまりヒットしないので、もう僕が作った言葉ってことでお願いします

 

まず、主人公が始めた仕事はテッシュ配りです

そこで働く男(金井勇太)からテッシュ配りの極意を教えてもらいます

 

まずは、テッシュは手じゃなくて胸に出せ!

あとは人ごみの流れを狙え!

一人受け取ったら集団心理で次も受け取られやすくなる!

などなど

 

私はテッシュを受け取ろうとしたときに手を引っ込められたらどうしようと考えてしまって、受け取る勇気がありません…(同じ考えの人いるよね…)

 

一つ気になったのは金井勇太が密かに作っていた物ですが、あれは必要だったんですかね?

すごい小者感を演出するのにはよかったかもしてませんが…

 

その後は治験のバイトをします

寝る場所も用意され、3食付き、そして日給2万という学生にはかなり美味しいバイトですね。ただ、主人公が幻覚のようなものを見る描写があるので、それなりにリスクがあるんでしょうね…怖い…

 

そして、夜の街で女に捕まってホストクラブに連れてこられ破産

金が払えない主人公はここで働かせてくれとお願いして、ホストとして生きることに

 

そこで、ナースである大塚千弘に気に入られ太客になります

そしてお待ちかねの濡れ場です

皆さん濡れ場大好きでしょ

私は大好きですよ!声を大にして言います!大好きです!!!

映画の濡れ場はエロじゃなくて芸術だからみたいに強がっているあなた

素直に生きてもいいんやで…

 

その濡れ場もまあエロい

その2回目の濡れ場で大塚千弘が「好きって言って」というセリフがあるのですが

それ、つい最近私が風俗嬢に言ったまんまのセリフで恥ずかしくなりました

のちのちわかっていきますが、きっと私も風俗に居場所を求めて行っているのでしょね…という自分語りはほどほどにして

 

その後は工事現場の仕事

からのホームレスで雑誌を売る仕事になってフィニッシュです(変な意味じゃないよ)

仕事的にはこんな感じで進んでいきます

 

話の流れは他の人が丁寧に説明しているのがきっとあるので書きません

(めんどくさいだけ)

 

個人的にはホストクラブの店長である金子ノブアキがかっこよかったですね

彼もきっと主人公のような純粋な人間だったと思うのですが、いろいろなことを経験し、大勢の人間に裏切られてきて、あのような人間になったことが想像できます

でも、どこかで純粋な時のやさしさがあるから主人公に何度もチャンスを与えてくれるんでしょうね

そして腕の入れ墨から、彼は中国で密売経験があるとわかります

本当に壮絶な経験を経て今の地位を得たと思うと胸アツですね

 

なんだか浅い人間ながらにもお金の正体とか、幸せについてとかを

それっぽく考えさせられました

 

そして明日泡に行くという…

そろそろ風俗をフェードアウトしていって他に居場所を見つけたいものです

 

シンポイントはドドドドドドドドドド ドンッ

10点中8点です

 

少し寒いところがあったり、演出的にいまいちな所もありましたが、

それも含めて良い映画だと思いました

あとは130分とは思えないほど良い意味で長く感じました

人生もこう良い意味で長く感じたいものですね…

 

是非見てみてください

 

長くなりすぎても疲れちゃうので今日はこの辺で終わりです

 

さようなら

 

最後に一言 

大塚千弘めっちゃタイプ