映画「ルーム」世界を初めて知った少年 感想 シンの映画道場#27
初めましてシンと申します
今回は「ルーム」という映画についてメモ程度に書いていこうと思います
事前知識なしで見たんで、想像していた内容と違いました
作品情報
タイトル「ルーム」
監督 レニー・アブラハムソン
製作総指揮 アンドリュー・ロウ、エマ・ドナヒュー
キャスト
ブリー・ラーソン(ジョイ)
ジェイコブ・トレンブレイ(ジャック)
ジョアン・アレン(ナンシー)
ショーン・ブリジャース(オールド・ニック)
ウィリアム・H・メイシー(ロバート)
製作年 2015年
製作国 アイルランド・カナダ合作
配給 ギャガ
上映時間 118分
感想
結果からいうとよかったです
内容的には世界仰天ニュースで取り上げてそうな、かなり実話っぽい感じです
(調べたところ実話ではないのですが、原作者は実際の誘拐事件に影響されてこの話を書いたみたいです)
"部屋"と呼ばれる場所に親子で監禁されているんですが、子供はその部屋しか世界を知らず、母親は部屋を出るために奮闘します
この映画を見て思ったのは結構二人とも幸せそうなんですよね
後半の展開を見てしまうと幸せって何だろうとか考えてしまいます
あと子役のジェイコブ・トレンブレイが女の子みたいに可愛いです
髪が長く世界を知らないということでまるでターザンのようでした
私の性格上、子供がわめいているのが受け付けないので正直イライラしてましたが、"部屋"しか知らない子供は外に出たい理由もわからないし、ただ怖いだけだったんだと思います(それがわかってもムカつきますが)
この映画でよかったところは監禁から解放された後の生活を描いたところです
いわゆる監禁もの(AVのジャンルではありません)って脱出で終わって、その後の生活は10分ぐらいで済ませたりするものが多いんですが、この映画では半分の時間を使っています
解放された瞬間はハッピーでも、その後は思い描いていた生活は待っていなくて、家族はバラバラだし、子供は監禁した犯人の血が流れているし、マスコミには心無い言葉を浴びせられるし…
監禁された人のその後をとてもリアルに表現している作品だと思いました
シンポイントはドドドドドドドドドド ドンッ
10点中8点です
ラストらへんの、いろいろ試している描写はとても心が温まりました
長くなりすぎても疲れちゃうので今日はこの辺で終わりです
さようなら
最後に一言
子役の演技力がすごい